犬の常識(言葉編 -4)
犬と一緒に暮らしていると「愛犬の言いたい事がわかったら…」と、幾度も思われた経験があるのではないでしょうか?
犬たちのとの会話は言葉の通じない外国人とコンタクトを取るのと似ているかもしれません。
私たちが相手へ意思を伝えたい時、短い言葉で「身振り手振り(ジェスチャー)」で伝える事が多くありませんか?
今回は、犬たちのジェスチャーとしての耳から発するシグナルについてのお話しです。
耳は起きている時・寝ている時に関わらず、頻繁に耳を動かしていますね。
人よりも優れた感覚の1つで犬は人が聞こえない音域も認識できます。
耳が前へピンと向けたり、上方向へ少し持ち上げている時には「警戒している」または「脅そうとしている」という意を示すシグナルです。
家の外で物音を感じた時に示したシグナルであれば「今の音に警戒しなくちゃ」という意を示した訳です。
また、後方に倒している場合には「恐怖を察した時」または「服従」を示すシグナルです。
家族の帰宅を迎えてくれる愛犬の耳は後方に倒れていると思いますが、恐怖を察した訳でなくて服従の表れですね。
同じように耳を動かして表現しますが、犬たちが発するシグナルには意味が1つではないこともあります。
状況に応じて察してあげられると良いですね。
犬たちの些細なジェスチャーを察してあげられると、犬たちは「この人、わかってくれる」と安心しますし、そこに信頼を得られてきます。
小さなメッセージを察することが出来るようになると、体調の優れない時にも、いち早く感じてあげられますね。
やはり、犬語の習得は愛犬との暮らしには欠かせないと思いませんか? .