犬の常識(言葉編 -1)
犬たちとは異なる点が色々ありますが、まず「言語の違い」があります。
私たちは日本語が常用語ですが、世界には様々な言語があるように犬には犬の言語があります。
私たちは主に言葉を利用してコミュニケーションしますが、犬たちはボディランゲージといった体を使ったジェスチャーが主体です。
例えば「お散歩に行こう」と声を掛けなくても、リードを手に持つ姿だけで「お散歩だ!」と理解します。
食器を用意すれば「ゴハンだよ」と言わなくても把握しています。
逆に留守番が苦手な場合、出掛ける用意を始めると様子が変わっていきますね。
そのくらい、日常の生活を理解しようと状況を見て、感じて、学んでいます。
ボディランゲージの例えとして「尻尾を振る」という動作がありますが、必ずしも喜んでいる(興奮している)とは限りません。
尾を振っている位置(高さ)によっても意味が異なります。
お散歩中、犬を見て尾を振りながら吠えているワンちゃんを見て「決して友好的ではなさそうだな」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
「尾を振る」という行動だけでも、よく観察して判断する必要があります。(くわしくは次号で紹介します)
この行動1つを挙げても犬たちにとっては常識です。
この様な手段の違いを理解することでコミュニケーションがより豊かになることでしょう。
まずは、愛犬の仕草をよく観察して疑問を感じてみることではないでしょうか?
たくさん犬語をマスターして愛犬との暮らしに活用できると幸せ倍増ですね。
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