愛犬のお手入れ(歯ミガキ編)

皆さんは愛犬の口内をチェックしたことがありますか?
年齢に伴って歯石付着や口臭が気になることありませんか?

口臭が気になる場合、歯が汚れているからだけでなく、胃腸が弱っているのかもしれません。
歯石の付着から歯周病などにより、歯がグラグラだったりするかもしれません。
口内も時々チェックして、愛犬の小さな異変に気がつくと良いですね。
急に口臭が気になった場合、様々な病気の可能性がありますから、掛かり付けの病院へ相談されることをお勧めします。

犬は生後4ヶ月前後より乳歯(28本)から永久歯(42本)へと変わり始めますので、犬は生活のほとんどを永久歯で暮らします。
入れ替わる際、乳歯が抜けずに残ってしまうことが小型犬に多く、この様な場合は歯垢も溜まりやすいですから乳歯を抜歯する処置が必要となります。

犬の口内は人間とはPH値が異なり、歯垢が歯石に変わるまで「約2~3日ほど」必要とします。
その様な点から愛犬の歯ミガキは「週に2~3回」で歯石が付着しにくい口内環境を維持できます。
また、犬の舌は人間よりも活動があるため、歯の内側は外側よりも歯石の付着が比較的少なく済みます。

この様な観点から愛犬の歯ミガキは「週2~3回、外側だけ」で十分に歯石付着の進行を遅らせる効果が期待できます。
愛犬の歯石除去を検討している場合、通常は全身麻酔をしての処置となりますから、高齢期前に行っておくと良いでしょう。

歯は再生しませんから大切にしたいですね。
愛犬に歯ミガキをチャレンジしてみませんか?
「焦らず少しずつ」が成功の鍵です。
当院では歯ミガキを含めたお手入れ練習会も常時開催しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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27. 6月 2008 by admin
Categories: しつけ教室 | Tags: | 愛犬のお手入れ(歯ミガキ編) はコメントを受け付けていません