愛犬のお手入れ(足拭き編)

お散歩などの外出後、愛犬を室内に入れる際はどの様にされていますか?
ご家庭によって様々のようですが、一般的に四肢を濡れタオルなどで拭いてから室内に放すことが多いようです。

もちろん、ご家庭内のルールなので「絶対に○○しなければダメ」という事ではありませんが、何気なく行っている足拭きから些細な変化に気付くことが出来ますね。
例えば、足裏の状態、膝や股関節などの「関節に痛みなどを感じていないか?」なども無意識なうちにチェック出来ている訳です。
急に嫌がることが出てきた場合には、関節炎などの病気かもしれませんので、ご心配な場合は掛かり付けの動物病院にてご相談されると安心ですね。

また、毎度のように嫌がる度に叱るなどの嫌悪感を与えることで、犬たちは良い印象を得られない場合も考えられます。
犬の触覚は「痛みや温度に鈍感・触られることに敏感」という感性を持っています。
従って、子犬の時や若い時期には嫌がっても不思議ではない訳ですね。

焦らずに少しずつ導いてあげましょう。
例えば、お家で「片肢を拭いたら終わり⇒次は両後肢を拭いたら終わり」というような感じで、徐々にステップアップしていくと良いと思います。

私たちは足拭きだけでなくお手入れ全般の必要性を感じますが、愛犬たちは理解できません。
そこにギャップがあることを忘れないようにしたいですね。
嫌がる愛犬には飼い主側がチョットだけアプローチを工夫してあげましょう。

愛犬たちはお手入れの必要性を感じていませんから、足拭きが出来ている愛犬へも「出来て当たり前」ではなく、いつも「大人しく拭かせてくれて有難う」という気持ちが大切なのではないでしょうか? .

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29. 1月 2008 by admin
Categories: しつけ教室 | Tags: | 愛犬のお手入れ(足拭き編) はコメントを受け付けていません