犬の常識(家族がリーダーになる-1)

今年からTVもアナログからデジタル放送へ変わりますね。
TVだけでも「チャンネルを回す」時代が懐かしく感じるほど、日進月歩しています。
愛犬との暮らしも同様で、犬の行動習性の裏付けなども日々明確になってきています。
そもそも、愛犬の優位性(リーダーシップ)はどの様な感じで受け止めているのか?

人と犬の暮らしは約15,000年も前から始まり、その関係は切れることなく今日まで続いています。
私たちの生活に今は欠かせない「電気」ですら、約150年前から。
徳川幕府で約260年。比べてみると、とてつもない数字ですね。
この経過背景から「犬は平和主義であることが裏付けられる」と言われ、基本的には「人へ依存していかなければ生きていけない」ということを(教えなくても)把握しています。

でも、うちの子は「リーダーになっている…」なんてお感じの方も多いかもしれません。
犬は状況を逐一観察し、この状況では自分が先陣を切った方が「平和を維持できる」と判断した時のみ優位性をアピールしてきます。
逆に人や(他の)犬に優位性を持ってもらった方が「平和が維持できる」と判断すれば、他へ任せます。
ここでご理解して頂きたい点は「四六時中、優位でいたい」とは犬は思っていません。
その都度、その都度で「今をどう平和に過ごすか?」で対応しています。
(一昔前では、この部分が混同されていていました)

一昔前では人側が優位性を見せるためとして
「愛犬のゴハンは家族が先に食べてから…」
「お散歩で愛犬を前に歩かせないように…」
「一緒に寝ると…」
などと言われてきましたが、犬の優位性がより明瞭になってきたことにより、一昔前の情報になっています。

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25. 1月 2011 by admin
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