犬の常識(排泄について)

犬たちの排泄目的は、老廃物の排出だけではありません。
実際に愛犬はどんな目的で排泄をしているのか?

1.老廃物を排出する目的
2.緊張や不安、興奮からのメッセージの目的
3.目印や自己主張などのマーキング目的

大きく分けると3つになります。

お散歩に出て、暫らくすると排泄する→その後は落ち着いて歩く。
このケースは2番です。
お散歩に行くと、何度か排便する。最後はしなくても良いような量なのに…なんて感じられた方も多いのではないでしょうか?

電信柱にチョロチョロする排泄目的は3番です。そこにまた犬が排泄(印)します。
(世間からも歓迎されませんので控えましょう)
この様に、排泄行為には他の目的があることを承知ください。

通常、2番・3番の排泄量は少量です。
お留守番のとき、(失敗している・失敗していないは別として)少量の排泄がしてあるとします。
これも2番になります。
「うれション、びびりション」と言われる排泄も2番です。
この排泄は、その場でします。
これは犬からのメッセージ(ボディ・ランゲージ)です。

2番を改善していくには、興奮や不安なる対象に「ならす」必要があります。
3番の改善はカンタンにいきません。オシッコがなくてもやっていますから…。
早期の不妊手術で3番経験を避けることが賢明です。
なるべく電信柱などへ近づかないように歩いくなど、マーキングを予防して経験頻度を減らしてあげましょう。

単にトイレシートから「少しはみ出す」というような場合のみ、1番が対象となる「トイレのしつけ」です。

不適切な排泄によって、不愉快な思いをされている方もいます。
愛犬の排泄目的を把握して改善策を見出す機会にされてみはいかがでしょうか?

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25. 6月 2012 by admin
Categories: しつけ教室 | Tags: | 犬の常識(排泄について) はコメントを受け付けていません