犬の常識(デンタルケア-5)
愛犬のデンタルケアは、誰にでも出来るようになります。
ただし、必要な知識やコツを得れば…の話です。
まずは、必要な知識が必要です。
・何故、必要なのか?
・どれくらい?
・どんな用品がイイ?
これがスッキリしていないと…です。
歯ブラシをやっているのに…とボヤいても、必要な頻度を理解していないと歯周病の予防にならないこともあります。
また、用品がミスマッチであれば、愛犬に「無理やり」が多くなる可能性もあります。
それとコツですね。
・長い&強い
愛犬は歯ブラシが出来るようになる必要性を感じていません。
だからこそ、嫌がる時は「強い」または「長い」と察してあげるようにしてあげてください。
正しい知識の元に、少しずつ刺激に馴らしていくことがゴールへの近道です。
最初は「進歩しているように感じない」と思う程度が丁度よいくらいです。
愛犬が「嫌がらないところまで」が肝要です。
結果を急ぐことで上手くいかなくなります。
本来、愛犬の口臭は無臭です。
しかし、嫌がるから…と諦めがちではありませんか?
指導経験上、老犬でも歯ブラシは出来るようになります。
マズル(口吻)を触ろうとすると、噛みつこうとするような犬でも出来るようになっています。
正しい知識と、ちょっとしたコツで歯ブラシは出来るようになります。
性格や年齢で限界を設定する必要はありません。
しかし、愛犬は「よし、やろう!」とは申しません。
デンタルケアに限らず、お手入れ関連は愛犬に嫌がられることも多いですが、様々な病気の早期発見や予防対策に繋がります。
ご家族が「よし、やろう!」と決めた日が吉日です。
心配な方は、一緒にスタートしましょう。